お客様の中には10~20キロのダイエットを目標にされる方が結構います。そういった方には半年~1年、もしくは2年程を目処に減量計画を勧めさせて頂きます。数キロ程の減量の場合は、ご希望に添えれる形では計画をお作りしますが、そこまで厳しいルールは設けません。というよりも、設ける必要がないというのが正しいかもしれません。
今回は3つほどそのルールと理由をお話したいと思います。
まず1つ目はタンパク質を増やす。タンパク質が筋肉の材料になると言うのは有名な話ですが、他にも有益な点が多々あります。タンパク質は三大栄養素の中で脂肪を蓄えにくい栄養素なのです。また食事誘発性熱産生というものがあり、これは食事をすることで消化のためにカロリーを消費することを言い、その中でタンパク質は摂取したカロリーの約30%を消費すると言われてます。
ちなみに、糖質は6%、脂質は4%と言われておりタンパク質がダントツで高いのです。
2つ目は油物を控える。これもよく言われることですが、特に大事なのが揚げ物を控える事です。というのも脂質は糖質と一緒に摂ると、脂肪を貯える働きがとても強くなります。つまりフライ系や天ぷらなどはまさに脂肪を貯える最強コンビなのです。
そこにご飯を加えて丼にしてしまうと、もはや最凶グループです。
というのは言い過ぎですが、毎日のように食べるのはよろしくないですし、ダイエットをしている時は控えるべき料理です。
3つ目は体重計に振り回されない。ゆるいダイエットは脂肪の減りは緩やかになります。ですので、毎日の体重の変化もあまりなく、むしろ増減を繰り返すので進歩が見えないように感じるでしょう。
毎月1キロ減れば成功というくらいの軽い気持ちでいることが継続のコツです。
やはり楽しまなければ、ボディメイクやトレーニングの継続は難しいです。少しずつの変化を楽しみながら、トレーニングを日常の一部にすれば健康的な毎日が約束されると言えるでしょう。