いきなりですが、とんでもないことを言います。
ストイックなトレーニングを長年続けているのに、身体に変化が見られない人達はけっこう存在します。
そういった人たちの原因は食事です。
逆にそこまで強度の強いトレーニングをしてないのに、カッコイイ身体をしている人達もそれなりに存在します。
じゃあそこの差が生まれる原因とは何か?これは間違いなく食事です。必要な栄養素を必要な量を摂る。書くのは簡単ですが、これが難しいのです。
まず1番わかりやすいのは、どのくらいのカロリーを摂取すると良いのか。まずは自分の基本摂取カロリーを求めます。
除脂肪体重×35=で出た数値が今の筋量を維持する目安のカロリーです。これから250kcalを上下することで体重の増減を狙っていきます。
例えば除脂肪体重が60キロの人がいたとします。
60×35=2100kcal
増量 、バルクアップ 2350kcal
体重維持 2100kcal
減量 、ダイエット 1850kcal
が目安となります。
ここまでで、摂取すべきカロリーを出してきましたが大事なのはここからです。
三大栄養素である、タンパク質(プロテイン)と炭水化物(カーボ)と脂質(ファット)の割合を考えなければ行けません。それが今回の題名のPFCバランスです。
まず炭水化物を全体から6割ほど摂取する。
タンパク質は3割程度。
脂質を1割程度。
バルクアップ時カロリーで具体的に計算すると
2350×0.6=1410kcal 352g
2350×0.3=705kcal 176g
2350×0.1=235kcal 26g
となる。これは理想ですが、脂質が結構シビアで食べられるものが限られてきてしまいます。
なので、炭水化物5.5割、タンパク質2.5割、脂質2割くらいの緩めのPFCバランスから始めるのもいいかもしれません。
あとはこの栄養素にあった食材を選択し、摂取していくことで理想のボディメイクを実現出来ます。
ここまで読んで頂いた方はおわかりだと思いますが、ストイックなトレーニングよりもストイックな食事の方が大変です。
ただ、それをしっかりと実施出来れば効果も間違いなくあります。
ぜひこのPFCバランスを考えた食事を皆様のボディメイクにも取り入れていきましょう!